King GnuGenelec G TwoRAW

GenelecG Two

―― ミュージシャンにとってGenelecはどの様なブランドでしょうか?

新井和輝 絶対的な安心感があり、プロからアマチュアまで幅広いニーズに応えているブランドだと思っています。

―― お知り合いのミュージシャンやKing GnuメンバーもGenelec愛用者が多いそうですが

新井和輝 ドラムの勢喜遊も自宅用で使っていたと思いますし、ギターの西田修大も彼の制作スタジオのメインスピーカーとして導入したと最近ちょうど話していました。

―― Gシリーズのサウンドの印象はいかがでしたか?

新井和輝 音の密度がすごく詰まっていて、サイズ感より大きいスピーカーから鳴っているような体感があります。オーディオとして楽しむにもうってつけだと思います。

―― Gシリーズの機能性はいかがでしたか?

新井和輝 低音部分のカット機能がスピーカーの裏側に付いているので、部屋のレイアウト上どうしても壁に近いところにマウントさせないといけない場合も、ロー成分が余計に膨れてしまうのを防げてとても重宝しています。

―― GenelecだけのRAWフィニッシュの印象をお聞かせください

新井和輝 まずこのデザインに惹かれてチョイスしたのを覚えています。この見た目最高です。

Genelec RAWフィニッシュ

―― GシリーズはGenelecのスタジオサウンドをホームリスニングにもたらすモデルですが、リスナーがこのサウンドを生活に取り入れられる価値は何でしょうか?

新井和輝 何よりいいなと思ったのは、モニタリングの機能とオーディオリスニングとしての機能が両立している点だったので、部屋でガンガン音を楽しむのにも最適ですし、それがプロユースの制作に使われてるツールでもあるので、より製作者の意図した音で楽しめるモデルだと思います。

―― 最近はヘッドフォンやイヤフォンでの音楽体験が多いとは思いますが、スピーカーで音楽を聴く価値は何でしょうか?

新井和輝 音楽そのものは空気を介して伝わっていくという大前提があるので、その距離という観点でやはりヘッドホンやイヤホンとは別モノとして捉えています。そしていまはそれ自体に価値があるものと思っています。


新井和輝

プロフィール ヒップホップや黒人音楽好きの母親のもと育つ。中学生時代、友人達とのバンド結成をきっかけにベースを始めた。高校に入学すると軽音部に所属。先輩に連れられて観たジャズ・セッションのライヴでジャズに目覚め、ブラック・ミュージックに深く傾倒する。日野“JINO”賢二、河上 修に師事し、ピノ・パラディーノ、ミシェル・ンデゲオチェロ、マーカス・ミラー、レイ・ブラウンなどから影響を受ける。大学時代に西荻窪Clop Clopで出会った勢喜 遊を通じ、常田大希、井口 理と前身バンド、Srv. Vinciとして活動を開始、2017年4月のKing Gnu始動以降も、多種多様なアーティストのLIVEやレコーディングに参加し活動の幅を広げている。

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