A truly pioneering solution, the compact 3440A PoE-powered subwoofer enhances Genelec’s versatile Smart IP family of installation loudspeakers, offering the convenience of networked audio with the benefits of single-cable connectivity. And by redefining the reference for low-frequency output using PoE power, the subwoofer pushes installation audio quality to new greater heights of performance.
3440A
Smart IP Active Subwoofer
SPL
106 dB
Amplifier Power
70 W Bass (Class D)
Frequency Response
35 Hz - 120 Hz (-6 dB)
Accuracy of Frequency Response
± 2.5 dB (35 Hz - 120 Hz)
Driver Dimensions
⌀ 165 mm Bass (view in inches)
Dimensions
H 475 x W 475 x D 220 mm, (view in inches)
Weight
14.5 kg / 32.0 lb
Connections
1 x RJ45 AES67 / Dante Input
1 x Euroblock Analog Input
3440A Smart IP Active Subwoofer
Technical Specifications
A truly pioneering solution, the compact 3440A PoE-powered subwoofer enhances Genelec’s versatile Smart IP family of installation loudspeakers, offering the convenience of networked audio with the benefits of single-cable connectivity. And by redefining the reference for low-frequency output using PoE power, the subwoofer pushes installation audio quality to new greater heights of performance.
System Specifications
Frequency Response
35 Hz - 120 Hz (± 2.5 dB)
Low cutoff -6dB
35 Hz
High cutoff -6dB
120 Hz
SPL
Peak SPL
≥106 dB
Short term max SPL Maximum short-term sine wave SPL output on axis in half space, average 40 Hz to 85 Hz, at 1 m, using PoE+ power
≥106 dB
Long term max SPL Maximum long-term SPL output in same conditions with band-limited random pink noise, at 1 m, using PoE+ power (limited by driver unit protection circuit)
≥101 dB
Self-generated noise
Self-generated noise Self-generated noise level in free space, at 1 m on the acoustical axis, A-weighted
≤5 dB
Weight
Weight14.5 kg (32.0 lb)
Dimensions
Height
475 mm
Width
475 mm
Depth
220 mm
Drivers
Driver type
Cone
Diameter
165 mm
Harmonic distortion
Amplifier Section
Amplifiers
70 W Class D
Mains voltage
PoE+/PoE
Power consumption
ISS Active
≤5 W
Idle
≤4 W
Signal processing section
Connectors
Input Ethernet (Power over Ethernet and Audio over IP)
Input 1 x Euroblock analog input. Audio input is via a 10 kOhm balanced connector.
Product Variants
Product codes
For even more technical details please see product operating manual.
Uncompromised quality
With over four decades as the world's leading provider of professional studio monitoring loudspeakers, Genelec is uniquely placed to offer installed audio solutions with the highest standard of truthful, detailed and rich reproduction. Each loudspeaker is designed and manufactured to the highest sustainability standards and built to provide decades of reliable daily use. Wherever audio is intended to create an attractive experience that visitors enjoy, Genelec Smart IP loudspeakers ensure a smooth and flexible install, with a high-quality, engaging result.
Smart IP perfects Power-over-IP
Using Genelec patented power storage technology, the 3440A confidently delivers an impressive 106 dB of short-term SPL for flawless bass reproduction. All Genelec Smart IP loudspeakers offer the effortless scalability of open IP networking – with the added convenience of receiving PoE+ and PoE level power plus audio streams and management using only a single standard CAT cable. Audio is flawlessly delivered uncompressed using Dante or AES67 low latency streaming technologies.
Ease of installation
Genelec Smart IP Manager software discovers Smart IP devices and allows detailed configuration, calibration and supervision of all Smart IP system loudspeakers, rooms, zones, and audio channels. Every Smart IP loudspeaker includes a public API command set for house automation systems and benefits from a series of ready-made drivers, enabling quick-and-easy integration with a wide range of applications.
Available in black or white, the 3440A is easy to install either freestanding upright or on the side, as well as mounted on the wall or ceiling with its optional installation accessory.
Genelec’s wide range of Smart IP on-wall, ceiling and pendant loudspeaker solutions supports a wealth of installation opportunities. Using the 3440A Subwoofer, systems can be built with convenience, offering the aesthetic beauty and renowned uniform coverage, clarity and intelligibility of Smart IP, making this technology the most complete, flexible, and future-proof choice for AV integrators and installers everywhere.
主要な技術 ※アイコンのクリックで詳細を表示
Audio over IP
PoE電源
Smart IP マネージャー
アクティブ・クロスオーバー
ベース・マネジメント・システム
ISS™ テクノロジー
保護回路
多様なマウント・オプション
最適化されたアンプ
Audio over IP
高度にネットワーク化された現代に対応するため、IP オーディオ・ストリームをサポート。
ネットワークを活用したオーディオ伝送の爆発的な成長が進む中、8430A(生産完了)の接続性はオーディオのプロフェッショナルが信頼を寄せるGenelecの精度と明瞭性を備えたAoIPストリームによるダイレクトなモニタリングを可能としました。
Smart IP設備スピーカーは、RavennaやDanteと互換性のあるAES67ストリームをサポートし、要求の厳しい設備音響市場へ向けてのラインナップを取り揃えています。Smart IPは非圧縮の低遅延オーディオを各スピーカーへ直接ストリームし、サブマイクロ・レベルで同期。確かな音響イメージを実現します。
PoE電源
Smart IPスピーカーは、Power-over-Ethernetにより1本のLANケーブルで素晴らしい性能を提供します。
Smart IPスピーカーは、広く普及しているPoE+およびPoEテクノロジー規格に対応。IEEE 802.3at(30W)を推奨しています。IEEE 802.3af(15W)では、最大出力を維持できる時間が短縮されます。
Smart IPは、独自の内部電源で駆動する仕組みを利用。従来のあらゆるPoEテクノロジーをベースとしながら、より高い音圧レベルを実現しています。事実、Smart IPは必要なタイミングでいつでも最大音圧レベルを発生させることが可能で、中小規模のオーディオ・システムに十分な電力を供給することができる世界初のシステムです。
この内蔵電源は、電力を蓄積した上で実際のオーディオ信号、音楽、スピーチの再生を可能とします。オーディオ信号は動的に変動します。従って、最大出力での再生は持続時時に制限を持つものの、実効平均電力レベルやRMS電力は、通常よりもずっと低くなります。
Smart IPスピーカーは、標準的なLANケーブル1本で駆動するPoEを採用することにより低消費電力を実現すると共に、ケーブルの必要数を少なく抑えることができるため、サステナブルで良心的な価格のスピーカー・ソリューションを提供します。
Smart IP マネージャー
Smart IPネットワークに接続されたスピーカーをトータルにコントロールする、強力なソフトウェア。
インストーラーのニーズに応えるため、Smart IPマネージャーはデバイスの検出、ルーム・イコライジング、システムの構成、ステータスのモニタリングなど、設備におけるオーディオの問題を解決するためのソフトウェア・ツールを提供しています。これによりインストーラーは作業時間を大幅に短縮することができ、音響的に厳しい環境においてもSmart IPスピーカー・システムが常に優れた解像度と明瞭性で動作することを保証します。
Smart IPマネージャー・ソフトウェアは、インストーラーがシステムのセットアップ時に使用するために設計されており、部屋、ゾーン、スピーカー、オーディオ・チャンネルをほぼ無制限に設定することが可能です。その後、パブリックなAPIコマンドを使用して、Smart IPスピーカーをハウス・オートメーション・システムと連携させ、音量、電源のオン/オフ、スピーカーの動作、事前設定などのシンプルなパラメーターをエンドユーザーの手でコントロールできるようにします。
厳しい音響環境に対応するためSmart IPマネージャーはスピーカーの内部DSPと統合し、有害な室内音響を補正するイコライジング、ディレイとレベル調整のコントロールを可能にします。また、スピーカーに内蔵されたメモリにより設定を瞬時に呼び出し、あらゆる環境に迅速かつ正確に対応することができます。
信号レベルが低い場合に動作するアクティブ・クロスオーバー
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
アクティブ・クロスオーバーにはデジタルとアナログがあります。Genelecのデジタル・アクティブ・クロスオーバーには、ドライバー保護、ディレイ、イコライゼーションといった付加的な信号処理が含まれています。
Genelecのアナログ・アクティブ・クロスオーバー・フィルターには、パワー・アンプの入力に適した低い信号レベルで動作する電子部品が使用されています。これは、パワー・アンプ出力の高い信号レベルで動作し、強い電流や場合によっては高い電圧を扱わなくてはならないパッシブ・クロスオーバーとは対照的です。
典型的な2ウェイ・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。
アクティブ・クロスオーバー・デザインにはいくつもの利点があります:
- 周波数特性がドライバーの電気的特性や駆動レベルの動的変化の影響を受けなくなります。
- 使用している特定のドライバーに対して各出力周波数特性を微調整する柔軟性と精度が高まります。
- 各ドライバーには専用の信号処理およびパワー・アンプがあります。そのため、各ドライバーは他のドライバーが扱う駆動信号から切り離され、相互変調歪とオーバードライブ問題が低減されます。
- ドライバー間の感度のばらつきを補正できます。
- 意図するパスバンド内のドライバー特性に関連した周波数および位相レスポンスの逸脱を補正できます。
高品質アクティブ・スピーカーのフラットな周波数レスポンスは、クロスオーバー・フィルターのレスポンス、パワー・アンプのレスポンス、スピーカー・エンクロージャ内のドライバーのレスポンスとを組み合わせた結果です。
アクティブ・アプローチを採用することで、さまざまに異なる室内環境に配置されたスピーカー・システム全体の周波数レスポンス調整と最適化を、高価な外部イコライザーを使用することなく実施できるようになります。結果として、よりシンプルで効率と信頼性に優れた一貫性のある正確なアクティブ・スピーカー・システムとなります。
フラットな軸上/軸外レスポンスをもたらすDCW™ (Directivity Control Waveguide)
Genelecが1983年に当時卵形エンクロージャに使用したDCW™(Directivity Control Waveguide)の開発は革命的なアプローチでした。GenelecのDCWテクノロジーは、その後30年以上にわたって開発と改良がなされ、直接放射型のマルチウェイ・モニターの性能を大幅に向上させています。
DCWテクノロジーは、放射されるウェーブフロントを制御し、指向性(分散)パターンを調整できるようにします。指向性が均一でスムーズなものになるよう、目標としたのは、放射角を制限し、逸脱する放射を低減することでした。結果として、全体的な周波数特性が極めてフラットになり、電力感度も均一になりました。 先進のDCWテクノロジーは、初期反射を最小限に抑え、コントロールの利いた幅広いリスニング・エリアを提供し、軸上でも軸外でも正確なサウンド再現を実現します。
初期反射を最小限に抑え、指向性を制御して一定にすることには、もうひとつの重要な利点があります。それは、室内反射空間の周波数のバランスが、モニターからのダイレクトな空間と同じになることです。結果として、モニタリング・システムの性能の室内の音響特性への依存度が下がります。
サウンド・イメージの幅や奥行きは、あらゆるリスニング環境にとって重要な要素ですが、軸上のリスニング環境だけでなく、軸外のリスニング環境にも重要です。これは、エンジニアだけでなく、リスニング空間にいるその他の人々にも関係します。なぜならこれは、大型のコントロール・ルームでよくあるケースだからです。
DCW™ テクノロジーの主な利点:
- より幅広い有効リスニング・エリアに対するフラットな軸上/軸外レスポンス
- 直接音の反射音に対する比率が向上、室内音響の色付けを低減
- ステレオとサウンド・イメージが向上
- ドライブ・ユニット感度が最大6 dBに向上
- システムの最大音圧レベルが向上
- ドライバー・ユニットの歪を低減
- キャビネット・エッジの回折を低減
- システム全体の歪を低減
ベース・マネジメント・システムはマルチチャンネルの低域成分を扱います。
ベース・マネジメントの原理は、メイン・チャンネルとLFE(Low Frequency Effect)チャンネルの低域成分をメイン・システム・スピーカーや1台以上のサブウーファーに割り当てて再生されるようオーディオ信号の伝送先をコントロールします。
ステレオ再生では、20 Hz〜20 kHzの信号を再生する必要があります。大型のマルチウェイ・モニタリング・システムは、このような広帯域を均等に再生します。マルチチャンネル・オーディオの場合、業務用のシステムも民生用のシステムも各チャンネルから20 Hz〜20 kHzのオーディオを再生可能にする必要があります。これを実現する為に、サブウーファーとクロスオーバーを連動させる必要があります。
ベース・マネジメント・システムは、アナログ電子回路またはソフトウェア・ベースのフィルタリングを用いて、メイン・チャンネルの低域成分を1台以上のサブウーファーにルーティングします。
LFE専用チャンネルは、LFEチャンネルとして使用されているサブウーファーからモニターすることも、他のメイン・チャンネルの低域に追加することもできます。 全チャンネルの全オーディオ帯域を正確にモニタリングできるようにすることが、ベース・マネジメント・システムの基本的なあるべき姿です。
以下に、ベース・マネジメントの特長を挙げます。
- サブウーファーが、システムの周波数特性を可聴範囲の下限まで広げます。
- 低域を再生しないときに、より高い最大音圧レベルを可能にします。
- 適切なサブウーファー配置により低域再生を最適化し、モニター配置の自由度が高まります。
- サブウーファーの出力は、モニターに合わせてレベルと位相が調整され、低域は19 Hzまで、クロスオーバー・ポイントを含めてフラットで正確な再生が可能となります。
- 音源の種類に合わせて正確な再生が出来るように、LFEチャンネルの出力レベルをメイン・チャンネルに対して0または+10 dBのいずれかに切り替えることができます。
- サブウーファーのバイパス機能を用いて、サブウーファーがモニタリング・システムに与える影響を確かめることができます。
ISS™ (Intelligent Signal Sensing)テクノロジーはスタンバイ・モードでの電力消費を低減
2013年初頭に導入されたGenelecのISS(Intelligent Signal Sensing)テクノロジーは、EUのErP指令とGenelec独自のサステナビリティ・ポリシーに基づいて開発されています。
ISS™ 回路は、スピーカーの信号入力を監視し、スピーカーが使用中かどうかを検出します。ISS回路により一定時間にわたって入力にオーディオが検出されない場合、ISS回路はスピーカーをスリープ状態に切り替えます。この場合、スピーカーの電力消費は0.5ワット未満になります。入力信号が検出されると、スピーカーの電源がすぐさまオンになります。基本的に、スピーカー・システムは作業が中断されるとすぐに節電状態に入ります。
また、各製品の背面には他のルーム・レスポンス・コントロールと並んで「ISS Disable」スイッチがあります。まず、スピーカーの電源スイッチが「ON」の場合、スピーカーのISS™ オートスタート機能(低消費電力のスリープ状態のオン/オフ)が有効になります。
ISS™ 機能が不要な場合、背面パネルの「ISS Disable」スイッチを「ON」位置に設定することで無効に切り替えることができます。この場合、モニターの電源のオン/オフはは電源スイッチでのみ切り替えることができます。
電源スイッチはモニターの電源を完全にオフにしてしまいますのでご注意ください。
MDE™ (Minimum Diffraction Enclosure)テクノロジーは色付けのないサウンド再現を実現
一般的な自立式スピーカーによくある問題に、フロント・バッフルの不連続性により回折が生じて、スピーカーの角が反射により二次的な音源のような役目を果たしてしまうことがあります。
自立式スピーカー・システムの周波数特性と電力感度のフラットさを改善するため、Genelecは、モニター・ドライバーの属性にマッチするよう最適化された極めて画期的なエンクロージャをデザインしました。このエンクロージャは、丸みを帯びたエッジ、ゆるやかなカーブを描くフロントとサイドが特徴です。周波数特性の卓越したフラットさの実現に加えて、このエンクロージャは最低限の回折で、音場イメージングの質も秀逸です。
これほどまでに滑らかで優雅な曲線を描くキャビネット表面を実現し、エンクロージャの外形寸法を縮小し、同時に低域の効率を向上させるよう内部容量を最大限に広げるため、Genelecは、アルミ・ダイキャスト製のキャビネットをデザインしました。アルミは軽量で硬く、振動の少ない構造にするのが簡単です。キャビネットの壁をかなり薄く作ることができるため、パワー・アンプにとって良好なEMCシールドであると同時に優れたヒートシンクにもなります。ダイキャストのボディはフロントとリアの2つのパーツから構成されており、保守が必要になった場合は簡単に分離できます。
スピーカーの指向性制御を高めるよう、DCW™ ウェーブガイドがMDE™ (Minimum Diffraction Enclosure:最小回折エンクロージャ)のアルミ製エンクロージャに統合されています。基本的に、定指向性の低域限はウェーブガイドのサイズにより決まるため、、表面が大きければ大きいほど制御は向上します。軸外放射が制御されているため、リスニング範囲は一貫したものになります。これは、マルチチャンネル・オーディオ・モニタリングにとって最も重要です。指向性を制御すれば、スピーカー近くの面からの一次反射も減り、異なる音響環境でも一貫性のあるオーディオ再生を提供できます。フロント・バッフル全体はゆるやかにカーブしており、音響に影響を与えないグリルはキャビネット外観の一部として他のさまざまな曲面と完全になじみます。
各トランデューサーはそれぞれ独自の最適化されたアンプにより駆動
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
典型的な2ウェイ・スピーカー・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。パワー・アンプはアクティブ・スピーカーのドライバーに直接接続されているため、パワー・アンプの負荷はシンプルかつ既知のものとなります。ドライバー専用の各パワー・アンプは、限られた周波数範囲のみ増幅すればよいため(パワー・アンプはアクティブ・クロスオーバーの後に置かれます)、設計も簡単です。
アクティブ・デザインにはいくつもの利点があります:
- パワー・アンプはスピーカーのドライバーに直接接続され、ドライバーのボイスコイル上のパワー・アンプのダンピングにより行われる制御を最大化し、ドライバーの電子的特性の動的変化を低減します。これにより、システムのトランジェント応答が向上します。
- パワー・アンプの出力要件を低減できます。パッシブ・クロスオーバー・フィルターのコンポーネント内でエネルギーが失われることがないため、スピーカー・システムの音響出力を下げることなく、アンプのパワー出力要件を大幅に(ケースにもよるが最大で半分まで)低減することができます。これにより、コストを下げつつ、音質とシステムの信頼性を高めることができます。
- アンプとドライバー・ユニットの間での損失がないため、最大限の音響効率を得ることができます。
- アクティブ・テクノロジーは、サウンド出力、サイズ、低周波数カットオフ性能の間で優れたバランスを実現します。
- すべてのスピーカーは調整済みシステムとして出荷されます(アンプ、クロスオーバー電子回路、エンクロージャ/ドライバー・システム)。
洗練されたドライブ・ユニット保護回路が安全な動作を提供
重大なオーディオ制作環境での作業では、モニタリング・システムがいつでも頼りになり確実に動作し続けるものであることが重要です。放送業界でGenelecがすばらしい成功を収めた大きな理由のひとつは、Genelec製品が持つ信頼性であり、その信頼性を支える重要な要素となっているのが、1978年から全製品に組み込まれている保護回路です。
保護回路は、信号レベルを検出することでドライバーの不具合を防ぎ、突発的なピークや高すぎるレベルが続く場合、自動的に信号レベルを下げます。もちろん、スピーカーの仕様範囲での作業時にこの機能が音質に影響を与えることは一切なく、不適切な入力信号によりスピーカーが破壊されてしまうことを防止するだけの機能です。
保護回路の機能と利点:
- 必要な場合(ドライバーのボイスコイルの温度が安全限界に達した場合など)に出力レベルを下げます。これにより、システムの信頼性が大幅に向上します。
- スピーカーとサブウーファー内に適切な保護回路設計を行うことにより、システムの出力レベルを最大限に高めることができます。
先進のレフポート・デザインで低域の周波数特性を拡張
Genelecが開放式(バスレフ)エンクロージャを選択したのは、1978年に発表されたGenelec初の製品S30にまでさかのぼります。ポートの性能は、卓越した低域のアーティキュレーションと精細度を提供し、ウーファーの低周波の伸びと音圧レベルのキャパシティを高める目的で、時間をかけて向上、洗練されてきました。
レフレックス・エンクロージャの放射には、ドライバーと開口部の両方が関係します。放射のほとんどはドライバーに由来するものですが、開口式エンクロージャの共鳴周波数では、ドライバー変位の振幅が小さく、放射の大半は開口部に由来します。
チューブ内の空気の速度を最小限に抑えるには、開口部の断面積が大きくなくてはなりません。これはつまり、開口チューブを長くする必要があることを意味し、設計上の大きな難点となります。
長くて曲がったチューブでは、気流が増え、重低音をストレスなく再生できます。レフレックス・チューブの終端はエンクロージャ背面に大きく広がる開口部で、ポート・ノイズを最小限に抑え、優れた低域のアーティキュレーションを提供します。
チューブの曲率も、可聴雑音、圧縮、歪が最小限に抑えられるよう入念に設計されています。チューブの内側端には、吸排気の可聴ノイズや空気の乱流を最小限に抑えるよう、抵抗を高めるための相応の処理を行っています。
適切なレフポート・デザインにより、ウーファーの変位を大幅に低減することも可能で、リニアな低域出力のキャパシティを向上させます。
あらゆるインスタレーションのニーズに合わせた多用途なマウント・オプション
完璧な音響設計、室内環境に合わせてスピーカーの動作を最適化する先進のオプションに加えて、Genelecスピーカーは、さまざまな用途で簡単に設置できるよう、幅広いマウント・オプションを提供しています。
Genelecの広範なアクセサリと、アルミ製エンクロージャ製品の背面にある取付用ネジ穴は、一般的なあらゆる状況に解決策を提供します。壁面や天井への取り付け用に、ダイキャスト製エンクロージャにはM6ネジ穴が組み込まれています。
また、一部のモデルは、頑丈なマイク・スタンドに固定させる3/8"ネジ穴をエンクロージャ底面に備えています。その他のより大型で重量のあるモデルにはM10ネジ穴があります。Genelec製品デザインの一部となっているIso-Podスタンドを取り付けるための専用のフロアスタンド・プレートもデザインされています。
このような特徴を備えたGenelcスピーカーは、プロフェッショナル・オーディオやスタジオの世界以外のさまざまな用途、たとえば店舗やインスタレーション・プロジェクト、ご家庭でも活躍します。
購入
- 4436A Smart IP ペンダント型設備/店舗向けスピーカー
- 5 m 調整用吊り下げワイヤー
- マグネット式グリルおよび背面カバー
- マグネット式ロゴ・バッジ
- オペレーティング・マニュアル
お問い合わせ
モニター・スピーカーのセットアップ
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