フィンランドの技術とデザインの枠を結集した6040R。良い音を求めるすべての人々へ、卓越した性能と洗練されたエクステリアをお届けします。
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
SAM™ システム
DCW™ テクノロジー
最大音圧レベル
109 dB
周波数特性
43 Hz - 20 kHz (-6 dB)
サイズ
H 999 x W 237 x D 220 mm (インチで見る)
時代を先取りしたスピーカー
オリジナルとなる6040Aの誕生から20年を経て新たに生まれ変わった6040Rは、プロフェッショナル・グレードのLFドライバーと独自のクラスDアンプ、そしてGenelecのスピーカー・マネジメント・ソフトウェアのGLM™(Genelec Loudspeaker Manager)との密接な連携を特徴としています。こうした特徴により6040Rは、厳しい音響環境においてもクリーンなパフォーマンス、一貫して滑らかな周波数特性、正確なイメージング、そして低歪みを実現しています。
ピュアなサウンド、フィンランドのデザイン
フィンランドの世界的工業デザイナー、ハッリ・コスキネンとのコラボレーションで生まれた6040Rの流麗な曲線は、リサイクル・アルミニウムの採用によって生み出されています。この設計方法は、より真実味のある色付けの少ないスピーカー性能を実現するにとどまらず、6040Rがさまざまなリスニング環境における聴覚と視覚の中心的存在となることを意味しています。また、最高水準の生産環境から送り出される6040Rは、何十年にもわたりトラブルから解放されたパフォーマンスをご提供します。
Genelec
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
ホワイト×ホワイト・グリル
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
ブラック×ブラック・グリル
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
ホワイト×ブラック・グリル
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
ブラック×ホワイト・グリル
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
グレー×ブラック・グリル
1 x 6040R
1 x 電源ケーブル
1 x RJ45 ケーブル(5m、GLMネットワーク用)
1 x オペレーティングマニュアル
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
受賞歴
仕様
最大音圧レベル
109 dB
アンプ出力
150 W 高域 (クラスD) + 150 W 低域 (クラスD)
周波数特性
43 Hz - 20 kHz ("-6 dB")
周波数特性の精度
± 1.5 dB (50 Hz - 20 kHz)
質量
14.9 kg / 32.8 lb
接続端子
1 x XLR アナログ 入力
1 x XLR AES/EBU 入力
1 x XLR AES/EBU 出力
2 x RJ45 コントロール(GLM)
6040R スマート・アクティブ・スピーカー
技術仕様
システム仕様
周波数特性
50 Hz - 20 kHz (± 1.5 dB)
低域カットオフ -6dB
43 Hz
高域カットオフ -6dB
20 kHz
音圧レベル
最大音圧レベル ペア毎の最大音圧レベル、リスニングルーム 1m、音楽ソース
≥118 dB
短期最大音圧レベル 100 Hz ~ 3 kHz を平均した正弦波最大短期音響出力、半空間、1m
≥109 dB
最大長期RMS音圧レベル IEC 規定のテスト信号による最大長期 RMS 音響出力 (ドライバー保護回路による制限あり)、1 m
≥98 dB
残留ノイズ
残留ノイズ 軸上1m(A特性)
≤5 dB
質量
質量14.9 kg (32.8 lb)
サイズ
高さ
999 mm
幅
237 mm
奥行き
220 mm
エンクロージャ
エンクロージャ素材
ダイキャスト・アルミニウム
エンクロージャ・タイプ
密閉型
ドライバー
ドライバー・タイプ
コーン
防磁型ウーファー
寸法
165 mm
ドライバー・タイプ
メタル・ドーム
防磁型ツイーター
サイズ
19 mm
指向性
高調波歪み
群遅延
アナログ入力における入力から出力までの高周波レイテンシー:
GLM上で拡張位相直線性をOFFに設定
2.9 ms
Genelecのパフォーマンス・グラフィックスでは、モニターに入った電気信号の入力から音として再現される音響出力までの変換時間を、レイテンシーと群遅延という2つの要素で表現しています。特定周波数の群遅延のファクターは、グラフを読み取ることで解析できます。周波数固有の入力から出力までのトータルの遅延は、レイテンシーと群遅延のファクターの合計となります。ラウドスピーカーを1メートル離すと、約3ミリ秒の追加ディレイが発生するとお考えください。
アンプ部
アンプ
150 W クラスD
150 W クラスD
メイン電圧
100-240 VAC 50/60Hz
消費電力
ISS稼働時
≤1 W
アイドル時
≤12 W
最大出力時
180 W
信号処理部
接続端子
入力 アナログ入力(XLRメス、バランス、10 kΩ)
入力 デジタル入力(XLRメス、バランス、110 Ω)
出力 デジタル出力 / スルー (XLRメス、110 Ω)
2 x コントロール 2 × CAT5 (RJ45) GLM ネットワーク端子
詳細な技術仕様はオペレーティングマニュアルをご覧ください。
主要な技術 ※アイコンのクリックで詳細を表示
SAM™ システム
DCW™ テクノロジー
アクティブ・クロスオーバー
ISS™ Technology
MDE™ テクノロジー
最適化されたアンプ
保護回路
ネットワークされたSAM™ (Smart Active Monitor)システムは設置環境に自動キャリブレーションを提供
ここ10年の間にメディア・コンテンツ制作が世界的に急増し、その結果、増大した仕事量を扱うネットワーク機能に大幅な変化が現れました。そして今、これまで以上に多くのオーディオ制作がよりタイトで制約の多い作業環境で行われるようになっています。これにより、音響上の問題は増加し、モニタリングの信頼性は低下しています。同時に、プロのオーディオ・エンジニアは、音をニュートラルかつ歪みなしに再現できる、信頼性に優れた高精度のモニタリング・システムに絶対的な信頼を持たざるを得ません。
1200、8000、7000シリーズ製品の電子音響における確固たる基盤に基づき構築された先進のGenelec SAMシステムは、柔軟かつ最新鋭のモニタリング・ソリューションです。音響環境に自動適応し、レベル、ディレイ、室内音響を補正できるため、オーディオのプロにとって不可欠なツールとなっています。SAM™システムは、Genelec独自のGLM™(GENELEC Loudspeaker Manager)ネットワークおよびソフトウェアからコントロール可能で、柔軟性と信頼性に優れたモニタリング・システムを構築できます。
GLMソフトウェアは、ネットワーク上のSAMスタジオ・モニター/サブウーファー(80台以上)への接続を管理する、直感的でパワフルなモニター・コントロール・ネットワーキング・システムです。GLMソフトウェアは、信頼性に優れた最新鋭のAutoCal™ 自動キャリブレーション・システムによる、レベル、距離による遅延、柔軟なルーム・レスポンス補正イコライゼーションの調整機能を搭載しています。全パラメーターと設定は、システム設定ファイル内に保存したり、GLMネットワークの接続を解除する必要がある場合は各モニター/サブウーファー内に保存したりできます。
また、SAMシステムの音響機能はすべて、さまざまな作業スタイルやクライアントの要望に合わせて最適化できます。加えて、モニターや制作プロジェクトを部屋間で移動させる場合にも、SAMテクノロジーはモニタリングで最高レベルの一貫性を実現し、ニュートラルな音場イメージングと低歪を提供します。
GenelecのSAMシステムは、総合的かつソリューション指向でありインテリジェントにネットワーク化された製品を提供しており、あらゆる作業環境のアナログおよびデジタル信号に対応します。
フラットな軸上/軸外レスポンスをもたらすDCW™ (Directivity Control Waveguide)
Genelecが1983年に当時卵形エンクロージャに使用したDCW™(Directivity Control Waveguide)の開発は革命的なアプローチでした。GenelecのDCWテクノロジーは、その後30年以上にわたって開発と改良がなされ、直接放射型のマルチウェイ・モニターの性能を大幅に向上させています。
DCWテクノロジーは、放射されるウェーブフロントを制御し、指向性(分散)パターンを調整できるようにします。指向性が均一でスムーズなものになるよう、目標としたのは、放射角を制限し、逸脱する放射を低減することでした。結果として、全体的な周波数特性が極めてフラットになり、電力感度も均一になりました。 先進のDCWテクノロジーは、初期反射を最小限に抑え、コントロールの利いた幅広いリスニング・エリアを提供し、軸上でも軸外でも正確なサウンド再現を実現します。
初期反射を最小限に抑え、指向性を制御して一定にすることには、もうひとつの重要な利点があります。それは、室内反射空間の周波数のバランスが、モニターからのダイレクトな空間と同じになることです。結果として、モニタリング・システムの性能の室内の音響特性への依存度が下がります。
サウンド・イメージの幅や奥行きは、あらゆるリスニング環境にとって重要な要素ですが、軸上のリスニング環境だけでなく、軸外のリスニング環境にも重要です。これは、エンジニアだけでなく、リスニング空間にいるその他の人々にも関係します。なぜならこれは、大型のコントロール・ルームでよくあるケースだからです。
DCW™ テクノロジーの主な利点:
- より幅広い有効リスニング・エリアに対するフラットな軸上/軸外レスポンス
- 直接音の反射音に対する比率が向上、室内音響の色付けを低減
- ステレオとサウンド・イメージが向上
- ドライブ・ユニット感度が最大6 dBに向上
- システムの最大音圧レベルが向上
- ドライバー・ユニットの歪を低減
- キャビネット・エッジの回折を低減
- システム全体の歪を低減
信号レベルが低い場合に動作するアクティブ・クロスオーバー
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
アクティブ・クロスオーバーにはデジタルとアナログがあります。Genelecのデジタル・アクティブ・クロスオーバーには、ドライバー保護、ディレイ、イコライゼーションといった付加的な信号処理が含まれています。
Genelecのアナログ・アクティブ・クロスオーバー・フィルターには、パワー・アンプの入力に適した低い信号レベルで動作する電子部品が使用されています。これは、パワー・アンプ出力の高い信号レベルで動作し、強い電流や場合によっては高い電圧を扱わなくてはならないパッシブ・クロスオーバーとは対照的です。
典型的な2ウェイ・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。
アクティブ・クロスオーバー・デザインにはいくつもの利点があります。
- 周波数特性がドライバーの電気的特性や駆動レベルの動的変化の影響を受けなくなります。
- 使用している特定のドライバーに対して各出力周波数特性を微調整する柔軟性と精度が高まります。
- 各ドライバーには専用の信号処理およびパワー・アンプがあります。そのため、各ドライバーは他のドライバーが扱う駆動信号から切り離され、相互変調歪とオーバードライブ問題が低減されます。
- ドライバー間の感度のばらつきを補正できます。
- 意図するパスバンド内のドライバー特性に関連した周波数および位相レスポンスの逸脱を補正できます。
- 高品質アクティブ・スピーカーのフラットな周波数レスポンスは、クロスオーバー・フィルターのレスポンス、パワー・アンプのレスポンス、スピーカー・エンクロージャ内のドライバーのレスポンスとを組み合わせた結果です。
アクティブ・アプローチを採用することで、さまざまに異なる室内環境に配置されたスピーカー・システム全体の周波数レスポンス調整と最適化を、高価な外部イコライザーを使用することなく実施できるようになります。結果として、よりシンプルで効率と信頼性に優れた一貫性のある正確なアクティブ・スピーカー・システムとなります。
ISS™ (Intelligent Signal Sensing)テクノロジーはスタンバイ・モードでの電力消費を低減します。
2013年初頭に導入されたGenelecのISS(Intelligent Signal Sensing)テクノロジーは、EUのErP指令とGenelec独自のサステナビリティ・ポリシーに基づいて開発されています。
ISS™ 回路は、スピーカーの信号入力を監視し、スピーカーが使用中かどうかを検出します。ISS回路により一定時間にわたって入力にオーディオが検出されない場合、ISS回路はスピーカーをスリープ状態に切り替えます。この場合、スピーカーの電力消費は0.5ワット未満になります。入力信号が検出されると、スピーカーの電源がすぐさまオンになります。基本的に、スピーカー・システムは作業が中断されるとすぐに節電状態に入ります。
また、各製品の背面には他のルーム・レスポンス・コントロールと並んで「ISS Disable」スイッチがあります。まず、スピーカーの電源スイッチが「ON」の場合、スピーカーのISS™ オートスタート機能(低消費電力のスリープ状態のオン/オフ)が有効になります。
ISS™ 機能が不要な場合、背面パネルの「ISS Disable」スイッチを「ON」位置に設定することで無効に切り替えることができます。この場合、モニターの電源のオン/オフはは電源スイッチでのみ切り替えることができます。
電源スイッチはモニターの電源を完全にオフにしてしまいますのでご注意ください。
MDE™ (Minimum Diffraction Enclosure)テクノロジーは色付けのないサウンド再現を実現
一般的な自立式スピーカーによくある問題に、フロント・バッフルの不連続性により回折が生じて、スピーカーの角が反射により二次的な音源のような役目を果たしてしまうことがあります。
自立式スピーカー・システムの周波数特性と電力感度のフラットさを改善するため、Genelecは、モニター・ドライバーの属性にマッチするよう最適化された極めて画期的なエンクロージャをデザインしました。このエンクロージャは、丸みを帯びたエッジ、ゆるやかなカーブを描くフロントとサイドが特徴です。周波数特性の卓越したフラットさの実現に加えて、このエンクロージャは最低限の回折で、音場イメージングの質も秀逸です。
これほどまでに滑らかで優雅な曲線を描くキャビネット表面を実現し、エンクロージャの外形寸法を縮小し、同時に低域の効率を向上させるよう内部容量を最大限に広げるため、Genelecは、アルミ・ダイキャスト製のキャビネットをデザインしました。アルミは軽量で硬く、振動の少ない構造にするのが簡単です。キャビネットの壁をかなり薄く作ることができるため、パワー・アンプにとって良好なEMCシールドであると同時に優れたヒートシンクにもなります。ダイキャストのボディはフロントとリアの2つのパーツから構成されており、保守が必要になった場合は簡単に分離できます。
スピーカーの指向性制御を高めるよう、DCW™ ウェーブガイドがMDE™ (Minimum Diffraction Enclosure:最小回折エンクロージャ)のアルミ製エンクロージャに統合されています。基本的に、定指向性の低域限はウェーブガイドのサイズにより決まるため、、表面が大きければ大きいほど制御は向上します。軸外放射が制御されているため、リスニング範囲は一貫したものになります。これは、マルチチャンネル・オーディオ・モニタリングにとって最も重要です。指向性を制御すれば、スピーカー近くの面からの一次反射も減り、異なる音響環境でも一貫性のあるオーディオ再生を提供できます。フロント・バッフル全体はゆるやかにカーブしており、音響に影響を与えないグリルはキャビネット外観の一部として他のさまざまな曲面と完全になじみます。
各トランデューサーはそれぞれ独自の最適化されたアンプにより駆動
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
典型的な2ウェイ・スピーカー・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。パワー・アンプはアクティブ・スピーカーのドライバーに直接接続されているため、パワー・アンプの負荷はシンプルかつ既知のものとなります。ドライバー専用の各パワー・アンプは、限られた周波数範囲のみ増幅すればよいため(パワー・アンプはアクティブ・クロスオーバーの後に置かれます)、設計も簡単です。
アクティブ・デザインにはいくつもの利点があります:
- パワー・アンプはスピーカーのドライバーに直接接続され、ドライバーのボイスコイル上のパワー・アンプのダンピングにより行われる制御を最大化し、ドライバーの電子的特性の動的変化を低減します。これにより、システムのトランジェント応答が向上します。
- パワー・アンプの出力要件を低減できます。パッシブ・クロスオーバー・フィルターのコンポーネント内でエネルギーが失われることがないため、スピーカー・システムの音響出力を下げることなく、アンプのパワー出力要件を大幅に(ケースにもよるが最大で半分まで)低減することができます。これにより、コストを下げつつ、音質とシステムの信頼性を高めることができます。
- アンプとドライバー・ユニットの間での損失がないため、最大限の音響効率を得ることができます。
- アクティブ・テクノロジーは、サウンド出力、サイズ、低周波数カットオフ性能の間で優れたバランスを実現します。
- すべてのスピーカーは調整済みシステムとして出荷されます(アンプ、クロスオーバー電子回路、エンクロージャ/ドライバー・システム)。
洗練されたドライブ・ユニット保護回路が安全な動作を提供
重大なオーディオ制作環境での作業では、モニタリング・システムがいつでも頼りになり確実に動作し続けるものであることが重要です。放送業界でGenelecがすばらしい成功を収めた大きな理由のひとつは、Genelec製品が持つ信頼性であり、その信頼性を支える重要な要素となっているのが、1978年から全製品に組み込まれている保護回路です。
保護回路は、信号レベルを検出することでドライバーの不具合を防ぎ、突発的なピークや高すぎるレベルが続く場合、自動的に信号レベルを下げます。もちろん、スピーカーの仕様範囲での作業時にこの機能が音質に影響を与えることは一切なく、不適切な入力信号によりスピーカーが破壊されてしまうことを防止するだけの機能です。
保護回路の機能と利点:
- 必要な場合(ドライバーのボイスコイルの温度が安全限界に達した場合など)に出力レベルを下げます。これにより、システムの信頼性が大幅に向上します。
- スピーカーとサブウーファー内に適切な保護回路設計を行うことにより、システムの出力レベルを最大限に高めることができます。
資料
FAQ
6040Rは、
2ウェイ・フロアスタンディング・スマート・アクティブ・スピーカーです。ハッリ・コスキネンの手によってデザインされ、デザイン・アワードも受賞したオリジナル・モデルとなる6040Aを再設計しました。プロフェッショナルなベース・ドライバー技術、内蔵のDSP回路、そしてGLM(Genelec Loudspeaker Manager)ソフトウェアとの密接な連携を実現しています。
GLMの詳細
そのデザインの美しさと音質から、多くのお客様は6040Rをホーム・オーディオに最適とお考えになるかもしれませんが、性能的にはプロフェッショナル・モニタリングの用途にも適してます。6040Rは全てのGenelecスピーカーと同様に妥協のない設計哲学を備えています。また、優れたプロフェッショナル用とホームオーディオ用のスピーカーに求められる性能は、結果として同じものであると私達は考えています。
もし、6040Rの低域のレスポンスを拡張して全体の再生レベルを上げたい場合は、サブウーファーの追加をお勧めします。サブウーファーの使用によってシステムのヘッドルームが増加することで、低域再生における負担を軽減するだけではなく、特に音響的に再生が難しい部屋でもよりスムーズでフラットな低域レスポンスを生成するのに役立ちます。