Genelec UNIOプラットフォームにAoIP ネットワーク機能を追加するデバイス「9401A」を発表
株式会社ジェネレックジャパン(代表取締役:村井幹司、本社:東京都港区)は、フィンランドのスピーカー・ブランド、Genelec(ジェネレック)のAoIP システム・マネージメント・デバイス「9401A」を発表いたします。
SAM™ スタジオ・モニター & サブウーファーに AoIP ネットワーク機能を追加するデバイス
Genelec 9401Aは、AoIPストリーム(ST2110、AES67、Ravenna)をAES/EBU信号に変換し、本体のDB25端子から出力される16チャンネルのAES/EBUデジタル・オーディオ信号を、Genelec SAMモニタリング・システムに直接入力することができます。本体には同じくAES/EBUの専用サブウーファー出力のほか、ヘッドホン・モニタリングや追加のステレオ・スピーカー・システムなどに最適なAUXステレオ・モニタリング出力を備えます。
1台の9401Aで、9.1.6までのすべての主要なイマーシブ・フォーマットに対応するほか、複数台の9401Aを使用することでチャンネル数をさらに拡張することができるため、22.2などの大規模なイマーシブ・フォーマットもサポート可能です。また、複数台のSAMサブウーファーを接続することで、LFEや柔軟なベース・マネージメントのために低域レスポンスを拡張することができます。
また、9401AはAoIPネットワーク機能に加え、GLMネットワークにも対応しており、GLMソフトウェアによる自動キャリブレーション、そして、お手持ちのSAMスピーカー・システムの一括コントロールを行うことも可能です。この機能は、特にチャンネル数の多いイマーシブ・セットアップでは、唯一無二の利便性を提供します。
さらに、9401AをUNIO パーソナル・リファレンス・モニタリング(UNIO PRM)と併用することで、 UNIOプラットフォームにAoIP接続を追加するだけではなく、SAMスピーカーでのモニタリングと8550A プロフェッショナル・リファレンス・ヘッドホンでのモニタリングを、いままでにないレベルで統合することができるようになり、いつでもどこでも信頼できる、真のリファレンス・モニタリングが可能になります。さらにモニタリング・システムの全体において、物理的なコントロールができるようになり、膨大な数のモニターに対してSAMの機能をボタンひとつで簡単に変更することが可能となります。
国内での販売開始は、2025 年 1 月頃を予定しております。
詳しくは、ジェネレックジャパンまでお問い合わせください。
技術仕様:
• サンプル・レート44.1~192kHz、16/24/32bitに対応
• 出力信号のサンプル・レートは入力信号のサンプル・レートに追従
• AES出力DB25端子のピン配列は、AES59-2012に準拠
• IECコネクターによるユニバーサル電源入力(AC 100~240V)
• 消費電力:通常動作時12W、ISS消費電力モードで2W以下
• サイズ仕様:1U(ラック・マウント可)
• 電源ケーブルおよびGLMネットワーク用RJ45 CAT(イーサネット)ケーブル同梱
■Genelecについて
Genelecのミッションはサウンドをできるだけ忠実に再現することで、お客様の夢を叶える手助けをすることです。Genelecは1978年以来、高品質のスタジオ・モニターおよびアクティブ・スピーカーを開発し続けております。他の追随を許さないGenelecの研究開発への取り組みは、数々の業界初となる製品を生み出し、アクティブ・モニターで業界を牽引する存在として活躍しています。株式会社ジェネレックジャパンは、日本のお客様に対するサービスとサポートをさらに強化し、Genelecブランドおよび革新的技術を皆様にご紹介しています。
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