イマーシブ導入を支援する特別なバンドル・パッケージ
「Multi-ch GLM Studio」を販売開始
株式会社ジェネレックジャパン(代表取締役:村井幹司、本社:東京都港区)は、フィンランドのスピーカー・ブランド、GenelecのSmart Active Monitor(SAM)シリーズについて、スピーディかつ高精度なキャリブレーションをはじめとしたさまざまな機能を実装するスピーカー・マネージメント・ソフトウェア「GLM(Genelec Loudspeaker Manager)」をすぐにイマーシブ・サラウンド環境で利用できる特別なバンドル・パッケージ「Multi-ch GLM Studio」の発売を開始します。
Multi-ch GLM Studioは、スピーカー内部にDSPを搭載したSAMモニターの中でも、中〜小規模の制作スタジオや自宅スタジオ、リスニング・ルームでの使用に最適なサイズとなる「8320A」または「8330A」と、サブウーファーの「7350A」または「7360A」を組み合わせたパッケージとなります。それぞれにGLMソフトウェアを使用するために必要となるGLM Kit(GLMネットワーク・アダプターとフィンランド・イーサルミの本社工場で校正された測定用マイクロホンのセット)と、GLMネットワークに接続されたSAMスピーカー/サブウーファーのレベル・コントロールを手元で行うことのできる有線ボリューム・コントローラー「9310BM」が同梱されます。
GenelecのSAMスピーカー/サブウーファーは、GLMソフトウェアと密接に連携することで、周波数特性や各chごとのレベル差、そしてディレイに至るまで、設置空間に対するスピーカーの最適化が行われることにより、プロフェッショナルにも支持される高精度なシステム・セットアップを極めて短時間で実現することができます。GLMソフトウェアによるこのスピーディかつ高精度なオート・キャリブレーションは、多くのスピーカーを使用するマルチチャンネル環境ではさらに大きな威力を発揮します。
昨今、オーディオフォーマットとして注目されるDolby Atmosに代表される「空間オーディオ」作品を生み出すためにも、スピーカーを活用したモニタリング環境は重要です。Multi-Ch GLM Studioは、5.1chの2Dサラウンドから最大7.2.4chの3Dサラウンドまで、その導入のハードルを下げ、Genelecのスピーカーによる信頼性の高いイマーシブ環境の構築をサポートします。
詳細はジェネレックジャパンまでお問い合わせください。
■詳細ページURL
www.genelec.jp/smart-active-2-way-studio-monitors/multi_glm-studio/
■「Multi-ch GLM Studio」のラインナップ
8320A+7350A 5.1ch GLM Studio
バンドル内容
8320A×5、7350A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8330A+7360A 5.1ch GLM Studio
バンドル内容
8330A×5、7360A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8320A+7350A 7.1ch GLM Studio
バンドル内容
8320A×7、7350A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8330A+7360A 7.1ch GLM Studio
バンドル内容
8330A×7、7360A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8320A+7350A 7.1.4ch GLM Studio
バンドル内容
8320A×11(7ch+4ch)、7350A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8330A+7360A 7.1.4ch GLM Studio
バンドル内容
8330A×11(7ch+4ch)、7360A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8320A+7350A 7.2.4ch GLM Studio
バンドル内容
8320A×11(7ch+4ch)、7350A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
8330A+7360A 7.2.4ch GLM Studio
バンドル内容
8330A×11(7ch+4ch)、7360A×1
およびGLM Kit×1、9310BM×1
■カラー・ラインナップについて
8320Aおよび8330Aはダーク・グレー、ホワイト、RAWフィニッシュの各色からお選びいただけます。 サブウーファーの7350Aおよび7360Aは、ブラックのみとなります。
■商品の特徴
世界中のスタジオ/放送局で導入される「信頼性」を手に入れるパッケージ
GenelecのSAMスピーカー/サブウーファーは、イマーシブ・コンテンツを数多く生み出す世界中のスタジオや放送局で導入されています。アルミニウムの筐体を採用したことによるコンパクトながらもサイズを超えたパワフルなサウンドと、多彩に用意されたマウント・アクセサリーによる自由な設置性、そしてスピーディかつ高精度なスピーカー・キャリブレーションをはじめとした機能を提供するGLMソフトウェアなど、Multi-Ch GLM Studioは、「信頼性」に基づくサウンドを皆様のスタジオにお届けします。
周波数領域、各チャンネルのレベル差、時間軸領域までを素早く測定/補正
モニター・コントローラーとしても機能するGLMソフトウェアに対応
Genelecが2006年以来、およそ20年近くにわたり開発/提供を続けているGLMソフトウェアは、最新バージョンの「GLM 5」でさらなる進化を遂げました。その代表的な機能のひとつであるスピーカー・キャリブレーションは、最新の64bitアルゴリズムを採用するAutoCal 2により、さらなる高速化と高い精度を実現。GLM Kitに付属する、フィンランド・イーサルミの本社工場でひとつひとつ校正された測定用マイクロホンを用いて、スピーカーを設置された空間に対して極めて短時間で最適化を行うことを可能にします。リスニング・ポイントでの周波数特性はもちろん、各スピーカー間で生じるレベル差、ディレイ、そしてAutoPhase 2による一切の手間を省いたサブウーファーの正確な位相設定に至るまで、Multi-Ch GLM Studioは、Genelecの最先端のスピーカー技術によるマルチチャンネル環境の導入を支援するお求めやすいパッケージとなっています。
また、自宅など完璧な室内音響設計がなされてない場合も、GLMによるオート・キャリブレーションを行うことで、信頼してミックスを行うことのできるリファレンス・サウンドへ近づけることができます。GLMで誰でも、何度でも、そして簡単かつ短時間でプロフェッショナルな音響補正が可能となります。
また、GLMソフトウェアは、利用シーンに合わせた優れたモニター・コントローラーとしても機能します。フィンランドの工業デザイナー、ハッリ・コスキネンと共同で開発されたユーザー・インターフェースは、異なるスピーカーのレイアウト切り替えやリスニング・ポイントの切り替え、Dim/Mute、レベル・コントロールなどを直感的に行うことができるほか、システム内の電源をボタンひとつでオン/オフする優れた電源管理機能も備えているため、スマートなシステム運用を行うことができます。
最適な設置を実現する多彩なマウント・アクセサリー
マルチチャンネルのモニタリング環境を構築するにあたって、設置位置は聴こえ方を左右する重要なポイントです。Genelecでは各種スタンドやウォール・マウント、シーリング・マウントなどさまざまな取り付け方を実現する豊富なアクセサリーが用意されています。
※アクセサリーのラインナップはこちら
GRADEレポートで世界標準の環境へ
GLMソフトウェアの機能として用意されるGRADE(Genelec Room Acoustic Data Evaluation)レポートを活用することで、オート・キャリブレーションの計測時に設置場所の音響環境を詳細に分析することが可能です。周波数レスポンスの精度、リスニング・ポジションにおける直接音と遅延音の比較、到達時間差や初期反射の構造、残響(RT)といった情報を含む、リスニング・ルームとシステムの測定結果を詳細に確認することができます。GRADEレポートは、マルチチャンネル・システムを含めた室内音響条件の評価基準であるITU-R BS.1116勧告に対して、リスニング・ルームとモニタリング・システム全体のパフォーマンスを確認することができるため、お使いのモニタリング環境を、世界標準に準拠させることを可能とします。
■Genelecについて
Genelecのミッションはサウンドをできるだけ忠実に再現することで、お客様の夢を叶える手助けをすることです。Genelecは1978年以来、高品質のスタジオ・モニターおよびアクティブ・スピーカーを開発し続けております。他の追随を許さないGenelecの研究開発への取り組みは、数々の業界初となる製品を生み出し、アクティブ・モニターで業界を牽引する存在として活躍しています。株式会社ジェネレックジャパンは、日本のお客様に対するサービスとサポートをさらに強化し、Genelecブランドおよび革新的技術を皆様にご紹介しています。
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■本プレスリリースに関するお問い合わせ
株式会社ジェネレックジャパン | マーケケティング〒107-0052 東京都港区赤坂2-22-21 email : press@genelec.jp