レコーディングやミキシングの過程で行われるあらゆる決断は、耳に入ってくる音について、疑う余地のない真実を伝えてくれるか否かに左右されます。もし、真実の音を伝えられてないのであれば、それはサングラスを掛けながら絵を描いているようなものです。Genelecのモニターは完全なる真実のリファレンスを提供し、人工的な色付けを一切することなく、全ての音の細かなディテイルまでを確実に聴き取ることを可能とします。

モニターが信頼できるものであれば、アーティストやエンジニア、プロデューサーの誰もが、重要なクリエイティブの過程に集中することができます。Genelecならではのニュートラル性を備えたモニターは、優れた録音物を製作する一切の障害を取り払うことを保証します。

スタジオで素晴らしい音のトラックができても、他のシステムで聴いたら退屈なサウンドだったという経験はありませんか?

いかなるスタジオでも、聴こえてくる音は部屋の影響を大きく受ける可能性があり、自分のミックスが他の空間で全く違う音で再現されることはよくあることです。Genelecの目標は、革新的なドライバー、キャビネット、そして電子回路の設計を通して、それぞれの部屋が与える音への悪影響を最小限に抑えることにあります。

Genelecのモニターを慎重に設置した後は、リアパネルのシンプルなルーム補正スイッチを使って、もしくはスマート・アクティブ・モニターであれば、GLMソフトウェアによるキャリブレーションを使用して、設置空間に合わせてGenelecを調整しましょう。こうすることで部屋による影響を軽減し、音楽がより良く聴こえてきます。


長年にわたり、多くのスタジオのサイズは小規模化してきました。私たちの製品も同様に、現代の音楽レコーディング・スタジオのニーズに応える形で進化してきました。

ウォール・マウントのラージ・モニターを導入できる空間と予算がある時もあれば、よりコンパクトな部屋で作業を行う可能性もあります。

幸いなことに、Genelecのスタジオ・モニター製品は、フラグシップである1236Aからミッドフィールド・モニター、そして最も小型なニアフィールド・モニターに至るまで、一貫してニュートラルな再現性を実現し、あらゆる局面に対応します。高い音圧レベル、よく伸びた周波数特性、低い歪み、そして比類なき安定性を備えるGenelecにお任せください。


多くのモニターは軸内におけるレスポンス特性の良さを訴求しますが、軸外でのパフォーマンスの素晴らしさを達成することは難しいものです。

Genelecのモニターは、かつてのモニター設計で一般的だった狭い「スイートスポット」の外に座っていても正確な判断ができるよう、広範囲にわたって色付けの無いリスニング・エリアを提供します。

これによりミキシング・デスクを自由に動き回り、アウトボード・ラックに手を伸ばしても、聴こえてくる音に完全な自信を持つことができます。これは作業時間の短縮という利点のみならず、Genelecが誇る色付けのない音質で聴き疲れすることなく、より長時間のセッションを行うことを可能とします。